七ツ下がりの女たち

1,000円(税込)

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時代小説SHOW

著者
志川節子 著
出版社
朝日新聞出版
発行日
202601
状態
中古
ISBN
978-4022521217
ジャンル
小説

『七ツ下がりの女たち』は、江戸に生きる女性たちを描いた連作時代小説です。

時代小説ガイド

 

おはつは三十七歳。十代の頃、「初音太夫」の名で見世物小屋を沸かせた水からくりの芸人です。水からくりとは、女太夫(演者)の体や小道具から水がほとばしる出し物のことで、アイドルのような若い娘が女太夫を務めることが多く、人気を集めました。水芸(みずげい)とも言います。

おはつは、人気絶頂のときに引退し、子育てと姑の介護をしてきましたが、七ツ下がりに近づき、主婦としての生活に区切りがついたとき、再び舞台に立ちたいと思い始めます。

一方のおもんは四十一歳。伊勢型紙職人として技巧を極めてきましたが、ある日、胸の苦しさを訴え、医者から女性特有の血の道症と診断されます。人生の坂道の下りに差しかかっていると告げられ、自分がお払い箱になったような心持ちになっていきます。

人生の折り返し点を迎えた江戸の女性たちの仕事と家族への想い、揺れ動く心情を描いています。

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