語り継がれる 明治天皇の東北・北海道ご巡幸
日本歴史時代作家協会
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1,650円(税込)
本の説明
サイン本。
前著『みちのくの文学風土』で東北の和歌や俳句、それにまつわる人々を豊かな視点で解き明かし、好評を博した著者の新刊。膨大な資料を丹念に解いて、激動の明治の名士たちも数多く登場します。壮大なスケールで、私たちを臨場感のある旅へと誘う一冊。(Amazonの紹介文より)
★著者の紹介文
明治天皇の六大巡幸と昭和天皇の戦後の巡幸は、明治維新後と敗戦後という国民の心が分裂の危機に直面していた時、天皇を中心とした国家統合の壮大な試みであった。明治天皇の第一回目の西国巡幸は港から港への移動で、国民との接触の機会はなかった。これに対し第二回目の東北・北海道ご巡幸は、五〇日に及ぶ旅で、これによってその後の天皇と国民の接し方が決まった画期的なものであった。