Q世代塾の問題児たち

主人公は小六の猿島空乙（さるしまそらお）、あだ名はさるそら。好きな男子から｢ルッキズムも知らないのか｣と言われたことがきっかけで、世の中のことをもっと知りたいと思うようになります。けれど受験ではない塾を探すのは大変で、あきらめかけたときにQ世代塾を見つけました。先生は高校生。生徒には大人も子供もいます。この塾でさるそらは様々なことを学び、偏見とは何か、差別とは、などなど、自分の頭で考え始めるのです。主人公と同世代の子供たちはもちろん、大人にもお勧め。