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彼らの流儀

あるケミストの本棚

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605円(税込)

本の説明

向田邦子とともに、エッセイがすばらしいのが沢木耕太郎。バーボン・ストリートの後にはチェーン・スモーキングか、彼らの流儀か、結局両方読みたくなります。 男が砂漠に見たものは。大晦日の夜、女が迷ったのは……。 彼と彼女たちの「生」全体を映し出す、一瞬の輝きを感知した33の物語。 男はその朝、サウジアラビアの砂漠に雪を見た。大晦日の夜、女は手帳に挟み込む緊急連絡先の紙片にどの男の名を記すべきか思い悩む。「今」を生きる彼もしくは彼女たちの、過去も未来も映し出すような、不思議な輝き方を見せる束の間の時……。 生の「一瞬」の感知に徹して、コラムでもエッセイでも、ノンフィクションでも小説でもなく、それらすべての気配を同時に漂わせる33の物語。
彼らの流儀 画像1

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