オッド・ジョン: 冗談と真剣の間の物語

2,420円(税込)

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灰泥屋

著者
オラフ・ステープルドン
出版社
灰泥屋
発行日
2026/09/27
状態
中古
ジャンル
小説

イギリスの作家・哲学者オラフ・ステープルドンが1935年に発表した、超人SFの古典『オッド・ジョン』。人間とは異なる精神のあり方を描く長篇を、現代の日本語で新たに全訳。

イングランド北部の医師の家に生まれたジョンは、身体の発育がひどく遅い一方で、やがて周囲の大人たちをはるかに超える知性を示す。人間の常識や道徳を外側から見つめる彼は、自分と同じような精神をもつ仲間を探し始める。その旅は、南太平洋の島で新しい共同体を築く試みへとつながっていく。

彼の短い生涯を語るのは、幼いころからジョンを知る一人の人間。身近にいながら、その内面も、奇妙な笑いの意味も理解しきれない。親しさと隔たり、ユーモアと不穏さが交差する語りを通じて、ジョンを知ろうとする試みは、人間そのものを問い直す物語となる。

知性が高ければ、価値観や目的も分かち合えるのか。
ジョンと人類のあいだにある隔たりは、超知性やAIとの共存を考える現代の読者にも、鋭い問いを投げかける。

1935年の英国初版を底本とする日本語全訳
ロンドンのメシュエン社刊の英国初版を底本に、市來健吾が全22章を翻訳。原文の意味と語り口、繰り返し、ユーモア、不穏さを大切にしながら、今を生きる人々が自然に読める文章を目指した。

  • 登場人物表を収録
  • 付録「初版本の巻末広告の紹介文」と訳者あとがきを収録
  • 本文は縦書き・二段組のペーパーバック

オラフ・ステープルドン 著/市來健吾 訳
モントン・クラシック・シリーズ 第2冊

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