ほんまる神保町
棚主
紹介

地下1F・34章・03節

ぺいぱばっくらいたー

ぺいぱばっくらいたー
真夜中に目が覚めた。西の空を見ると月が赤かった。皆既月食だ。赤銅色の満月に照らされた夜の街は、調光がかかったように薄暗く、ぼんやりして、静かで気味が悪かった。月の出?地球の影から出てくる瞬間の輝きに驚いた。ダイヤモンド〇〇〇。元の満月に戻るまでも、いとおかし。空に巨大なあながあいた。ぼくらの星の美しいシルエット。やがて消えた。あったのに消えた。さっそく「ぬすまれた月」(和田誠)を読み返して、月食と新月のことを調べた。楽しい時間だった。ふぁ~あ。

展示・販売中