ほんまる神保町
棚主
紹介

地下1F・34章・03節

ぺいぱばっくらいたー

ぺいぱばっくらいたー
それほど若くないその男性は、信号待ちの車の列に割って入り、1台1台に声をかけていた。手には紙コップ。見かねた中年の婦人は、バス停から男性に駆け寄る。注意でもするのかと思ったら、手提げからいくらかを紙コップへ。わざわざ。同じバス停から見ていた自分とは受け止め方が違っていた。その国のスローガンのひとつ”博愛”の精神を見た気がした。翻って我が国の”博愛=社会保障”を思う。困っている老若男女すべてに確実に届くよう、みんなの”税”を上手に使ってね。ぜひ好手で。

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