カサコソ、なんてぴったりなオノマトペ。内ポケットの手紙。存在を主張するような微かな音、カサコソ。不安はどんどん増してくる。うわぁードキドキしちゃう。 「吉備津の釜」(日影丈吉) 不思議な感触のサスペンス。でも、なんか粋でお洒落。丁寧に言葉を紡いで、心の内側や考えを表現している。ウキウキ。モヤモヤ。昭和初期の東京のゴチャゴチャ感もいい。汚く美しい。「東京というところはね、昨日までの赤の他人が、ふいに頼もしい味方にもなれば、恐ろしい敵にもなるところさ」背筋がゾクッとなった、何回も。
展示・販売中の本
-

二番目の悪者
1,540円(税込)
詳細はこちら
-

小津安二郎 粋と美学の名言60
792円(税込)
詳細はこちら
-

きもち
1,320円(税込)
詳細はこちら
-

ボロ
1,320円(税込)
詳細はこちら
-

少女、女、ほか
4,400円(税込)
詳細はこちら
-

少年口語隊一九四五
1,320円(税込)
詳細はこちら
-

縁食論 孤食と共食のあいだ
1,650円(税込)
詳細はこちら
-

食べるとはどういうことか
1,430円(税込)
詳細はこちら
-

そらいろ男爵
1,650円(税込)
詳細はこちら
-

濹東綺譚
473円(税込)
詳細はこちら
-

水曜日の本屋さん
1,650円(税込)
詳細はこちら
-

体の贈り物
2,420円(税込)
詳細はこちら
-

くうき
2,090円(税込)
詳細はこちら
-

セロひきのゴーシュ
1,100円(税込)
詳細はこちら
-

百日紅(上)
814円(税込)
詳細はこちら
-

百日紅(下)
814円(税込)
詳細はこちら