詩人菅原道真 うつしの美学
ひさかたの
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550円(税込)
本の説明
詩人大岡信は、なぜ私たちは芭蕉の
閑さや岩にしみ入る蝉の声
を読むとき、蝉の声がじっさい固い岩に染み通ってゆく非条理な実感を喜んで受け入れるだけでなく、この邦の詩が到達した一つの究極の表現があると感じるのかと問いかけます。
大岡信、丸谷才一、井上ひさし、
谷川俊太郎、、いずれも言葉という太い幹にたくさんの枝を伸ばして豊かな葉を繁らせてくれました。時に一緒に連歌を巻いたり、対談したりもしています。その言葉の世界はexitingで至福に充ちています。生成AIによる言葉の未来について彼らの"言葉"をいま切に聞きたいです。