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草莽の臣

時代小説SHOW

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1,540円(税込)

本の説明

幕末の長州を救った男  本書は、白村江の戦いから元寇、秀吉の朝鮮出兵、そして幕末まで、日本が四度にわたり亡国の危機に直面した際、歴史の裏側で日本を守った益田一族の姿を描く歴史小説だ。  幕末の長州。家老・益田右衛門介は、師の仇討ちを誓う高杉晋作、久坂玄瑞、桂小五郎と対峙する。「草莽崛起」を掲げ、幕府と朝廷を二分する戦を辞さない三人。それは列強の介入を招き、多くの民が犠牲となることを意味していた。右衛門介は「愚かな歴史を繰り返させない」と、一族の秘められた役目を語る。  白村江の戦いで敗れ、唐の脅威が迫る中で、中臣鎌足は大海人皇子と大友皇子の内乱を画策する。国難に襲われるたび、国を守ることを最優先に、命を賭して戦ってきた一族の歴史だ。益田家当主・右衛門介は、時代を創ろうとする者を守ろうとする。彼の恐ろしいまでの備えと壮絶な覚悟を知ったとき、感動に震えた。
草莽の臣 画像1

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