真田の具足師
紀州戦国屋
新品
2,200円(税込)
本の説明
「武士を生かすも殺すも、わしらの腕一本や」
南都奈良の具足師・与左衛門が、徳川家康の密命で真田の地へ潜入。
待ち受けていたのは“命が通った具足”を生み出す職人たちの覚悟だった。
真田vs徳川の戦いを、甲冑を通して描く、もうひとつの死闘。
緻密な描写と熱い職人魂がぶつかる、戦国エンタテインメントの傑作!
真田氏の甲冑「赤備え」を生み出した具足師(甲冑職人)を主人公としたフィクション作品です。
作中には真田信幸とは別の「もう一人の源三郎」として武田家の養子に出された、織田信長の五男・信房が登場します。
塚原主膳の名は、私の手元にある真田家家臣の河原綱徳による「本藩名士小伝」に記されています。
真田ファンには興味を唆られる、史実織り交ぜた私の一押しの一冊です。