虎の城(上)
紀州戦国屋
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1,456円(税込)
本の説明
『虎の城』火坂雅志
火坂雅志没後10年。
著者畢生の代表作にして、藤堂高虎という稀有な武将の生涯を描いた長編歴史小説。
近江に生まれ、立身出世を夢見て浅井氏に仕えるも正当な評価を得られず、七度主君を変えながら乱世を生き抜いた高虎。
やがて羽柴秀吉の弟・豊臣秀長に見出され、算用と築城を学び、自らを変革していく。
武勇だけでなく知略でのし上がったその姿は、戦国という時代の厳しさと可能性を映し出す。
出世とは何か、忠義とは何かを静かに問いかける、読み応えある一冊。